面接や、上司との面談の際、どこまで障害を話し、明らかにしていくかは皆さん悩まれるところだと思います。
あくまで私の考えですが、相手を不安にさせない程度かつ大体の障害が理解できる程度で良い、と私は思っています。これには色んな人に障害のことを話し、アピールする練習が必要だと私は思います。さらに、マイナス面として障害を説明するのではなく、相手が安心する内容を付け加えて説明する必要があると思います。
例えば、車椅子ユーザーの場合。
単に、「私は車椅子を使用しています。」だけではなく、「私は電動の車椅子を使用しているので、段差は登れないので、取り外しできるタイプでも構わないので、スロープがあれば問題なく移動できます」と伝えると相手は、状態を想像しやすい。
手動の人であれば、「手動車椅子を使用しておりますが、大抵の段差は一人で超えられるます。難しい場合は、側にいる方にお声をかけさせて頂く場合があります」という方が伝わりやすい。
できれば、障害によって、できない動作などは、その代替方法などを先に提示する。または、セラピストさんに手伝ってもらって、その動作を何かしらの方法で改善できないか、も考えておくといいと思います。
また、履歴書には、最低限の情報に留めておくほうが無難かと思います。障害があるというだけで、書類選考を落とされる可能性があります。新卒の方は特に、書き方には気をつけたほうがいいでしょう。実際、私は、障害があってもそう困らないだろうという職種だったので、履歴書には障害のことは一切触れませんでした。書類選考が通り、SPIやWebテストが通り、面接の段階で初めて相手に伝えました。書類選考で通らなければ、何も始まりませんからね。
もちろん、嘘をついてはいけません。就職してから後出しするのも良くありません。どのタイミングで、何を誰に伝えるか、しっかり考えて見極めていく必要があります。