丁寧語

障害者同士で話すと、たびたび話題に上がるのが、福祉医療業界の人の言葉遣い。

私もたびたび、タメ口で話されます。もちろん、タメ口が嫌なわけではないです。ただ、怒っている時、初対面の一言目にタメ口は、ちょっと抵抗があります。私は、仲良くなった人には、むしろタメ口で話してってお願いする方なので、全然いいのですが、相手がどんな人かわからないうちは、やっぱりタメ口はダメだと思います。

それこそ、患者さんや、利用者さんの言動行動を見て、柔軟に対応を変えるのはとても素晴らしい行動だと思います。でも、決めるところはビシッと決めないと、ヘルパー利用も、医療を受けるのも、見方を変えれば、ビジネスです。そして、相手は人です。それこそ、高齢者だったりすると、相手は自分より何倍も人生経験のある先輩。それはやっぱり尊敬の念を表したいもの。

コミュニケーションなので、自分が仲良くなったと思っても、相手は仲良くなったとは思っていなかったりもするので、なかなか難しいですよね。

言語障害のある人は特に、子供扱いされたりするそうです。それって相手を見ずに、障害を見てるってことですよね。話の内容をきちんと聞けば、どういう対応をすればいいかきちんとわかるはず。

もちろん、知的な障害があり、逆に丁寧語、尊敬語を話すと通じにくかったりもすることがあるかもしれない。でもそれも、まずは、大人な対応を取り、相手の反応を見るというのは、相手が誰であれ、やっていかなければいけないことだと思う。

相手の内面を見ていくこと、本当に大事だなと思います。

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