医療上の書類

医療上の書類で、患者さんが目にするものは、主に、意見書と診療情報提供書かなと思います。

特に意見書は、車椅子作成や、装具作成、身体障害者手帳などを取得する際にとても大事になってきます。

ここで問題なのは、さまざまな申請に対し、医師の意見書の書き方でその決定内容が変わる事。上手に書いてくれる先生だと、意見書がとても通りやすくなります。でも、あまり上手でない先生が書いた意見書だと、たとえその内容が妥当で正しくても、行政に伝わらなかったりする。

この辺り、障害者や障害児が生きていく上で、書類書きが上手な先生を味方につけておくと、後々とても楽になります。かくいう私も、昔は、先生が全く意見書を書けなかったので、ある程度書く内容を先生に伝えて、それを医学的用語に修正してもらい、正しく記載してもらっていました。

また、こういった書類を作ってもらうときは、その内容に応じて相談支援や、セラピスト、ヘルパーにも意見をもらって記載すると、より通りやすくなる傾向にあります。

そこまでしても行政はお金がないので、なかなか支給決定してくれないのが、現状ですが、、、

また、診療情報提供書も、一人の先生のところに、各科の内容をまとめておくと非常に便利です。緊急事態にすぐに提出できるように、日頃からアップデートしておくことをお勧めします。また、可能であれば、コピーをもらい、自分に関する内容について、きちんと状況を把握し、医師と同程度の情報を持つことも私は、自己管理としてとても大事だと思います。

私の先生たちは、私の目の前で、私と一緒に診察室で書類を書いてくれることが多いです。一緒に相談しながら。そのようなことを普段の診察で対応してもらっています。

もしもの時の準備は本当に、日頃から大事です。

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