人間、どういう時に孤独を感じるか。
人との距離ができ、人との接点がなくなった時、つまり、人とのコミュニケーションがなくなった時、人は孤独を感じる。
これは、障害者が障害を理由にコミュニケーションを取れなくなった時も、同様に孤独を感じるということになる。例えば、言語障害があると、なかなか人に意思が伝わらない、つまりコミュニケーションが上手くいかないとき、たとえ人がそばにいても、その人は孤独を感じる。
言い換えれば、コミュニケーションが取れるツールさえあれば、人間は孤独を感じないということになる。
どれだけ、足が動かなくても、手が動かなくても、体が動かなくても、テクノロジーが発達して、頭で考えたことが相手に伝えられる手段ができれば、きっと、障害者は今ほどは、孤独を感じなくなるのでは?と思う。
意思伝達の装置は、重度障害者になかなか補助がおりないと聞く。
ぜひ行政の皆様には、コミュニケーションが取れない辛さをわかってもらいたいと思う。そして、車椅子や装具の補助と同様に、意思伝達装置の補助も、適切に許可し出して欲しいと思う。